メンズがけつ毛を脱毛することで得られるメリットやデメリットとは

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「人間は大切な場所には毛が生える」と言われることがありますが、お尻の毛というのは必要なのでしょうか。けつ毛がボーボーだと汚物が毛に付着してにおいの原因になることもあり、非常にやっかいです。実は、メンズが行う脱毛部位でもOラインは人気が高く、けつ毛の脱毛している人は多いようです。

今回は、脱毛する時の参考になるよう、男性がけつ毛を脱毛するメリットやデメリットを紹介します。

けつ毛の処理は難しい

おしりは非常に見えにくい部分なため、非常に処理が難しいです。見えにくいので肌を傷つけてしまうリスクも高いですし、肌のトラブルが起きても自分では気づかないということもよくあります。手鏡を持ち、お尻を見ながらムダ毛処理をしていると、「自分は何をしているのだろう」「なんだか情けない」とむなしくなってしまうことも。

けつ毛の処理は非常に手間がかかるだけでなく、精神的ダメージも受けやすいでしょう。

けつ毛を放っておくと

けつ毛が生えていても「別に気にしない」と、放っておいてしまう人もいるでしょう。けつ毛が生えていると、大便が肛門の周りの毛に絡まってしまいます。大便には腸内に棲む細菌が大量に含まれており、けつ毛を放置するということは、お尻に細菌をぶら下げているのと同じことです。

そのため、けつ毛は衛生面においても非常に劣悪と言えるでしょう。また、けつ毛が多いと便を拭き取るためにトイレットペーパーの使用量も多くなりがちです。

それだけでなく、便をしっかり拭き取ろうとすると肌を何度もこする必要があるため、肌荒れや痔などを引き起こす可能性もアップします。

けつ毛は見た目も最悪ですし、けつ毛に汚物が絡まっていたり、肛門付近から悪臭を放っていたら、「生理的に受け付けない」と異性から嫌われてしまうことも。けつ毛がボーボーで、 お尻を何度も拭いてもウンスジが残っていると、「なんだか情けない」と自分のことが嫌いになってしまうこともありえます。

けつ毛を脱毛するメリットやデメリット

けつ毛を脱毛すると、様々なメリットを得ることができます。ただ、物事には良い面と悪い面が必ず存在しますし、けつ毛脱毛にはリスクというものもあります。プラス面とマイナス面を知ることが後悔のない脱毛をするために必要です。

ここからはけつ毛を脱毛するメリットとデメリットの両方を紹介しましょう。

清潔な状態を保てる

上で説明したように、けつ毛が生えていると汚物が絡まったり、蒸れたりして嫌なにおいが発生する原因になってしまうことがあります。夏は特に汗をかきやすく、体臭が悪化しやすいので、この時期は嫌なにおいがこもりやすくなるでしょう。

けつ毛を脱毛することで便が絡まることがなくなり、「スッキリ感と清潔感」を得ることができます。もちろん、清潔感というのは自分のためだけでなく、相手のためにもなります。脱毛して清潔な状態を保てば、匂いでパートナーなどに不快な思いをさせてしまうこともなくなるでしょう。

お尻をキレイな状態に保てる

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けつ毛を処理する時は、カミソリで剃ったり、抜いたりして処理するのが一般的です。これらの方法は肌へのダメージが大きく、赤み、色素沈着、埋没毛、ブツブツ、乾燥などの肌トラブルを招くリスクが高いです。また、けつ毛の処理は難しいので、下手をするとケガをする恐れもあります。

長期的に自己処理すれば、目には見えなくても肌には繊細な傷がついてしまいます。脱毛すればそれ以上自己処理で肌を傷つけることがなくなるので、お尻をキレイな状態に保てるようになるでしょう。お尻をキレイな状態を保つことができれば自信が持てるようになり、大胆な水着や、下着にもチャレンジしやすくなるのも嬉しい所です。

脱毛すれば下着が汚れることも少なくなり、長持ちするようになります。

面倒な自己処理から解放

ムダ毛は根元から処理しないと生え続けてきます。

そのため、脱毛しなければ自己処理はずっと続けていかなければなりません。お尻回りは構造が複雑なので、慎重に処理する必要があり、自己処理も時間がかかりやすいでしょう。

脱毛すれば自己処理の煩わしさから解放され、けつ毛を処理している時に感じやすい「みじめな思い」をしなくてすみます。

介護される時に役に立つ

将来、介護されることを想定して行う脱毛を介護脱毛と言います。今は良いかもしれませんが、寝たきりになったりして将来排泄ケアを受けることがあるかもしれません。その時にお尻にいっぱい毛が生えていると、おしりを拭かれる時に恥ずかしい思いをしてしまうこともあります。

排泄というのは、人間の尊厳にも関わるとてもデリケートな問題です。介護に備えてしっかりと脱毛しておけば、自身の尊厳を保持することにも繋がるでしょう。一般的は脱毛は黒いメラニンに反応させる機械を使うため、白髪になったら脱毛できなくなる可能性があります。

そのため、介護脱毛は介護が始まってからではなく、若くて元気なうちから始めることが大切です。

施術を受けるのが恥ずかしい

お尻というのは非常にデリケートな部分で、見られても平気という人はあまりいないでしょう。脱毛は皮膚の表面に直接レーザーを当てて毛根を破壊していくので、脱毛中は肛門周りをスタッフに見られることになります。この時の恥ずかしさが嫌で脱毛を断念し、自己処理で我慢しているという人も少なくありません。

ただ、最近のサロンやクリニックでは恥ずかしさへの配慮はしっかりしていますし、慣れてくれば平気になってくることも多いようです。

痛みを感じやすい

Oラインはデリケートな部分なため、神経が敏感になり、痛みを感じやすいということもあります。慣れてくれば耐えられないほどではないということですが、痛みが苦手な人はクリニックではなく脱毛サロンにしたり、痛みが少なめの蓄熱式のレーザー脱毛器を扱っているお店を選んだりすることが大切です。

何回もお店に通う必要がある

脱毛は1回で効果が出るものではなく、大きな実感を得るためにはサロンやクリニックに何度も通うことになります。アクセスが悪いお店を選んでしまうと、途中で通うのが面倒になってしまうこともありえます。また、脱毛は最初は気になる1部位だけと思っていても、その部位がキレイになると他の部位も脱毛したくなってくるものです。

Oラインを脱毛すると、VラインとIラインの脱毛もしたくなってくることが多いでしょう。脱毛する部位を後から追加すると、さらにお店に通う回数が増え、施術に時間がかってしまい非効率です。Oラインの脱毛を始める前に他に脱毛したい所がないか考え、VIOがセットになっているコースを選ぶなど、効率よく脱毛をすることが大切です。