メンズ用のムダ毛処理には剃るだけではなく除毛や脱毛もある

ムダ毛のない男性1

肌の手入れをしている男性ならば、ムダ毛の処理を行いたいと考えることもあるでしょう。

その場合は、剃るという行為を安易に選ぶのではなく別の手段もあるため、それらの方法もきちんと検討するべきです。

こちらでは『剃る、除毛、脱毛』の三種類のムダ毛の処理する方法を詳しく説明をするので、きれいな肌になりたい場合は参考にしてください。

肌のことを考えるのなら適切な処理方法を

『剃る、除毛、脱毛』といったムダ毛の処理方法には、それぞれにメリットとデメリットがあります。きちんと把握したうえで利用しないと、理想通りのムダ毛処理を行うのは難しいでしょう。例えば、手軽に行えるけれど肌に負担がかかったり、効果は高いけれどかなりの費用がかかったりするなど、選択するムダ毛の処理方法によって異なります。

効果の高さや自身の皮膚の状態、そして費用についてもしっかりと考慮して、ベストな方法を用いてムダ毛を処理してしまいましょう。

カミソリを使って剃るときのメリットとデメリット

ムダ毛の処理をしたいと考えたとき、簡単に利用できるのが剃るという方法です。ムダ毛のある部分にシェービングフォームやクリームを塗りつけて、カミソリで剃るだけでよいため誰でも気軽に行えるでしょう。ただし、ヒゲ用のカミソリではうまく剃れない可能性があるため、ムダ毛処理専門のカミソリを用意した方が確実です。

現在ではすべてを剃るのではなく、ある程度残せるようになっているカミソリもあるので、『ツルツルでスベスベになるのは嫌だ』という男性でも大丈夫です。剃ることのデメリットは、やはり肌への負担が大きいということでしょう。

カミソリはムダ毛だけをピンポイントで剃ってくれる便利な道具ではありません。皮膚の表面も一緒に削ってしまうため、人によっては肌トラブルが起こりやすいといえます。また、背中などのムダ毛は剃るのが難しいのもデメリットです。

手が届きにくいところにあるムダ毛は、カミソリを使って処理するのはとても難しく危険を伴うので注意しましょう。

除毛クリームを利用するときのメリットとデメリット

家庭で簡単にムダ毛処理を行うために、除毛クリームを使う方法もあります。除毛クリームをムダ毛がある箇所に塗り広げて、しばらく待ち洗い流せば処理は完了します。お風呂場で行えば、後片付けも簡単なので手軽にスベスベでツルツルのお肌になりたい方にぴったりです。

何かしらの道具を使えば、手の届きにくい箇所にも塗れるため、除毛クリームなら全身のムダ毛処理ができるといえるでしょう。除毛クリームを使ったムダ毛処理のデメリットは、肌に合わない可能性があるということです。

毛を溶かす成分が入っているため、当然ながら肌への刺激がそれなりにあります。そのため、人によっては利用後に肌トラブルが起きてしまい、使わなければよかったと感じてしまうかもしれません。

肌トラブルを避けたいのなら、いきなり利用するのではなくまずはパッチテストを行ってみましょう。除毛クリームを二の腕の内側などの敏感な部分に塗ってみて、赤くなったりかゆくなったりしないのなら利用しても大丈夫な可能性が高いです。

また、除毛クリームはたくさんの商品が売られているため、本当に効果があるのか確かめるのが大変なのもデメリットです。中にはほとんど効果がない商品もあるので、口コミやレビューなどを読んでしっかりとムダ毛を処理できるものを購入しましょう。

脱毛を受けられる施設は二つある

脱毛を受けることを考えているのなら、施設選びから始める必要があります。なぜならば、サロン系と医療系という、特徴が異なる脱毛施設があるからです。施設で受ける脱毛は、カミソリや除毛クリームを使ったムダ毛処理方法よりもかなり費用がかかるため、それぞれの特徴を知ったうえでベストな選択を行いましょう。

気に入らなかったからといって途中で乗り換えるのは難しいので、最初にじっくりと考えておく必要があります。メンズ用として営業している施設があるので、そちらから選べば男性の太いムダ毛でもバッチリと処理してもらうことが可能です。

ちなみに、サロン系でも医療系でも、いきなり施術を開始するのではなくカウンセリングが用意されています。スタッフやドクターとしっかりと話し合ったうえで通うかどうか決められるようになっています。無料で提供されているため複数の施設のカウンセリングを受けて、それぞれを比較してから決めるのも賢い方法でしょう。

サロン系を利用するメリットとデメリット

サロン系の一番のメリットは、リーズナブルな料金で施術をしてくれることでしょう。基本の施術費用が安いのはもちろんのこと、いろいろなキャンペーンが行われているので、うまく活用すればかなり安くムダ毛を処理してもらえます。

しかも、全国展開している脱毛サロンを利用すれば、急に引っ越さなければいけなくなったときも安心です。引っ越し先に同じ系列の脱毛サロンがあれば、そのまま施術を引き継いでくれるので何も問題なく脱毛をしっかりと終わらせられます。

サロン系のデメリットは、何かしらのトラブルがあったときにお店では対応をしてもらえないことです。スタッフに医療関係者はいないため、治療を行ってもらうことはできません。ほとんどの場合は近所の皮膚科を紹介されるので、そちらで肌の状態を診てもらうことになるでしょう。

また、本当にたくさんの脱毛サロンがあるので、技術力がバラバラなのもデメリットです。同じ系列の脱毛サロンでも店舗が違えば技術力が異なる場合もあるため、満足できるところを見つけるのが難しいかもしれません。

医療系で施術してもらうメリットとデメリット

医療系の施設にはドクターがいるため、エステ系では利用できない高出力のレーザーを使って施術を行ってくれます。つまり、エステ系の施設では実現できない、高い効果の脱毛をしてもらえるのです。その施術は永久脱毛と呼ばれていて、ドクターがいないエステ系では決して行ってもらうことはできません。

エステ系では永久脱毛という言葉すら利用するのを認められていないのが現状です。医療系の施設を利用するときのデメリットは、やはり料金が高くなってしまうことです。脱毛は美容目的なので保険は使えず、施術にかかった費用は全額負担しなければいけません。

エステ系よりも高くなる場合が多いので、予算が限られている方は施術を受けるのが難しい可能性があります。ただし、医療ローンが使えるところも多いため、手続きを行えば、一括ではなく分割で支払えるチャンスがあります。